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園部まり子・長岡徹

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西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

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■国内では事例なし、所持している人は確認しておきましょう

ファイザー社は3月13日(月)、「エピペン®」(0.3 mg)の一部に針が正常に出ないなどの不具合が見つかったとして、国内で出荷した5,974本を自主回収代し代替製品と交換すると発表しました。対象は、昨年1〜3月に出荷した製造番号「PS00019A」で、使用期限が今年4月末までのものです。

(ファイザー社のHPから)

(ファイザー社のHPから)

問い合わせは、同社の相談窓口(0120・665・766、平日午前9時〜午後5時半)で受け付けています。ファイザー社によると、国内で販売した「エピペン」(0.3mg)と同一ロットの製品で正常に接種できなかったとの海外報告が2件あり、調査したところ薬品注入器の部品の製造時に成形不良が発生したことが原因とのことです。成形が不良の部品を使用した製品は1ロット(81,694本)あり、日本でも製造番号(PS00019A)として5,974本出荷されましたが、国内ではこれまで正常に作動しなかった事例はないとのことです。ただ正常に接種できない場合には必要量のアドレナリンが投与できず、重篤な健康被害が発生する可能性があることから自主回収することになりました。「エピペン」を所持している人は確認しておきましょう。

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