2017年6月21日
福島県いわき市立赤井小学校でお話ししました
■子どもたちと一緒に保護者も給食を食べる試食会、講演会を行う
6月21日(水)、「母の会」は福島県いわき市立赤井小学校(北村政弘校長)の保健委員会に招かれ、同校の教職員、保護者の皆さんに「知っておきたい食物とアレルギーの話」(相談活動の現場から)と題してお話しさせていただきました。
養護の先生に伺ったところ、同校と「母の会」のご縁は昨年9月、「母の会」も協力して福島県教育委員会が3回に分けて県内すべての公立小中高校、特別支援学校の養護教諭を対象に行った研修会に参加されていたことから、保護者に向けてもアレルギーの病気を正しく知る機会を持ちたいと思ってくださったとのことでした。この日の保健委員会は、児童と一緒に保護者も給食を食べる試食会を行い、その後、体育館に集まって「母の会」の話を聞いていただきました。
園部からはいつものように、たまたま受診した医療機関で人生が大きく左右されてしまうようなことが起きる医療の現実と、患者(保護者)も適切な医療を理解する必要性、医療も大きく進歩してきたことなどをお話しさせていただきました。また適切な医療を知って健康を回復した多くの事例を写真を交えて紹介、誤食事故を防ぐ学校の取り組み事例なども紹介させていただきました。折からの大雨にもかかわらず体育館には77人もの教職員、保護者、校医の先生までが参加され、熱心に耳を傾けていただきました。また終了後には多くの保護者が自分や家族のことで個別に相談されました。皆さん、お疲れ様でした。また子どもたちが給食を食べる様子を見学させていただくなど「母の会」にとっても有意義な機会になりました。(園部まり子)