2018年5月25日
熊本地震被災地域でも協力を続けます
■益城町、大津町、南阿蘇村、西原村などを訪問し案内を行う
5月24日(木)、25日(金)の両日、「母の会」は熊本県を訪問、熊本地震被災地域を中心に研修会や「スキンケア講座」の開催など、アレルギー患者を支える取り組みに、会としてできる協力を案内しました。熊本地震の被災地域では、これまでに県や熊本市、葦北郡・水俣市などと連携した研修会を5回開催し600人を超える教職員、栄養士など専門職の方々が参加されています。今年も各種の助成金などを活用して協力を続けることにしています。
今回の訪問では24日に熊本空港からほど近い益城町から案内を始め、現在は仮設の町役場、保健福祉センター、教育委員会、学校給食センターを訪ね、続いて熊本県庁のこども未来課と教育委員会、南阿蘇村役場、大津町役場の母子保健や保育の担当、教育委員会を訪ねました。翌25日は熊本市保健センターを起点に熊本市役所のこども未来課と保育幼稚園課、宇城市保健福祉センター、宇土市の保健センターと学校給食センター、御船町保健センター、嘉島町保健センター、西原村の母子保健担当などを訪ねました。
被災地域では施設などの建て替えなどが進む半面、各地に仮設住宅が立ち並ぶなど復興はこれからであることを実感しました。「母の会」は東日本大震災の被災地域と同様、大変な思いをしている方々にこそ協力をしていいきたいとの思いで活動を続けていきたいと思います。
(園部まり子)