2018年10月29日
大阪狭山市立保健センターで「スキンケア講座」を行いました
10月29日(月)、「母の会」は大阪狭山食物アレルギー・アトピーサークル「Smile・Smile」、大阪狭山市立保健センターと連携し、午前中に乳幼児親子、午後には同市の保健師や栄養士、助産師などが参加する「スキンケア講座」を行いました。この日の講師は東京都立小児総合医療センター看護部、小児アレルギーエデュケーターの益子育代さんにお願いしました。
大阪狭山市立保健センターを会場にお借りして行った午前中の講座には、赤ちゃんを連れたお母さんを中心に44人が参加しました。益子さんは乳幼児の肌の特徴やスキンケアが大切な理由、アトピー性皮膚炎で薬が効かなかったり塗るのをやめるとすぐ悪くなってしまう人の多くは十分に石鹸で洗っておらず塗る軟膏の量が少ない場合がほとんどであること、同じ軟膏を使っていても、効果的な洗い方、塗り方ができれば、効果はてきめんに現れることなどを説明しました。講座では参加者全員で実際にきめの細かな泡を作って肌を洗う方法、必要な量の保湿剤の塗り方、塗った時の感触を実際に確かめてみる実習を行いました。実習では皆さん、普段行っているスキンケアとは違うことに驚いていました。
専門職を対象に行った午後の講座には大阪狭山市と近隣の市から保健師、栄養士、助産師、看護師を中心に45人が参加、午前中より詳しい益子さんのお話をうかがうとともに、こちらも参加者全員で実際にきめの細かな泡を作って肌を洗う方法、必要な量の保湿剤の塗り方、塗った時の感触を実際に確かめてみる実習を行いました。
(園部まり子)