研修会では活発な質疑も行われた

11月2日（金）、「母の会」は宮城県石巻市健康推進課の保健師と連携し子育て支援センター指導員の研修会を開催しました。市の河北総合センターを会場にお借りした研修会には指導員のほか市の保健師や新生児訪問に携わる助産師など37人が参加し、講師をお願いした東北医科薬科大学小児科の北沢博先生のお話に耳を傾けました。
北沢先生は宮城県内の保育所で行ったアンケート結果などを示しながら食物アレルギーやアトピー性皮膚炎について正しく知り適切に対応を行うことの大切さを強調しました。研修会では実際にきめの細かい泡を作って肌を洗い十分な量の保湿剤を塗る実習、アドレナリン自己注射薬「エピペン」の実習も行い、質疑では受診を勧めるタイミングなどについて質問が出るなど、現場に役立つ充実した研修会になりました。（この事業は公益財団法人キリン福祉財団の助成で行いました）
（園部まり子）