代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

医療関係者など100人を超える方々が参加した「アレルギーフォーラムIN浅口」

医療関係者など100人を超える方々が参加した「アレルギーフォーラムIN浅口」

11月18日、「母の会」は岡山県浅口市の健康福祉センターで開催された「アレルギーフォーラムIN浅口」にお招きいただき、事務局長の長岡が「東日本大震災に学ぶ災害時のアレルギー対応」と題してお話しさせていただきました。講師はほかに管理栄養士・小児アレルギーエデュケーターの長谷川実穂さんが「食物アレルギーの食事と管理」をテーマに講演しました。フォーラムは浅口医師会が主催し、浅口市と里庄町が共催、備中保健所井笠支所、浅口市教育委員会、里庄町教育委員会、浅口・里庄PTA連合会、浅口市社会福祉協議会、里庄町社会福祉協議会が後援する幅広い方々の協力で開催され、医師など医療関係者、行政や教育関係者、当事者親子など100人を超える方々が参加しました。
「母の会」からは東日本大震災とそれ以降の災害を受けて続けている、アレルギー患者や患者を支える保健師、栄養士など行政専門職への情報提供、研修機会の提供などの活動を報告。避難所などでの患者サポートを盛り込んだ「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」(内閣府(防災担当)平成25年8月)を紹介し、行政として取り組みを進めていただくよう訴えました。また開催地が西日本豪雨の被災地でもあることから、改めて自助・共助・公助の役割を確認し、行政の対応とともに、当事者も災害に備えることの大切さを確認しました。
(長岡徹)