全員できめ細かな泡を作って肌を洗う実習を行った

12月8日（土）、「母の会」は岩手県釜石市の保健福祉部子ども課と連携して「アトピー性皮膚炎予防と食物アレルギー対策のための子どものスキンケア講座」を開催しました。会場となった子育て支援施設「カリタス釜石」には、お母さんと赤ちゃん、保育に携わる方、市の職員など25人が参加されました。
講師は東京都立小児総合医療センターアレルギー科の古川真弓先生にお願いしました。古川先生は話の中で、皮膚の役割や赤ちゃんが皮膚のトラブルを起こしやすい理由、基本のスキンケア、皮膚の赤みや痒みが消えない時のスキンケア、子どもの衣服やタオルなど日常生活で気を付けたいことなどを丁寧に説明しました。この後、全員できめの細かな泡を作って肌を洗い、実際に必要な量の保湿剤を塗ってベトベトした感触を確かめる実習を行いました。参加者からは質問も相次ぎ、終了後も古川先生に個別の相談する姿も相次ぐなど、参加したお母さんが課題の解決策を見出すことができる充実した講座になりました。
（園部まり子）