突っ込んだ質疑が交わされた研修会

12月21日（金）、「母の会」は神奈川県社会福祉協議会との協働事業「専門職のためのアレルギーの最新知識（明日から役立つスキンケアの実際と緊急時対応）」研修会を「ユニコムプラザ相模原」で開催しました。この事業は研修会に参加する機会が少ない生活困窮者自立支援機関、自立相談支援機関、乳児院、児童相談所、母子生活支援施設、児童養護施設、児童自立支援施設、障害児入所施設など児童福祉施設の職員を対象に30年度に5回開催するもので、この日は4回目となりました。
講師は東京都立小児総合医療センターアレルギー科の古川真弓先生お願いしました。古川先生は「アレルギー疾患における緊急時の対応」（子どもたちの命と生活を守るために）と題して、食物アレルギーの病態や症状観察のポイントと対応など、子どもを預かる施設の職員が知っておくべき内容を中心に講演し、トレーナーや本物の「エピペン」を使ったシミュレーション実習も行いました。参加者13人と少人数だったものの、重複する障害のある子どもの対応など参加者が直面している課題について質疑が交わされるなど熱のこもった研修会になりました。
（園部まり子）