2019年1月4日
「周産期医学」増刊号に「母の会」のアドバイスが掲載されました
「母の会」は東京医学社が発行している医学誌「周産期医学」のVol.48 2018年増刊号「赤ちゃんとお母さんのためのアレルギー読本」に、患者が抱く疑問とアドバイスについて原稿を寄せました。「母の会」に回答を託されたのは、「同じ悩みをもつママと情報交換がしたくても、個人情報なので保育所でも病院でも教えてくれない。どこに聞けば同じ境遇のご家族に会えるか」「病院やクリニックをいろいろ調べているが、どこがよいのかわからい。どこに聞いたら教えてもらえるか」「『親が神経質だから子どもがアレルギーになる、ゆったりした気持ちでいないとだめ』と言われ自分の性格に問題があるのではと思って憂鬱になる。日々どのように心をもったらよいか」「孫が食物アレルギー、喘息、アトピー性皮膚炎です。嫁は何かあるたびにアレルギーに結び付けて考えすぎているように思う。何と声をかけてあげたらよいか」(いずれも要旨)の4問。「周産期医学」は医療者向けの雑誌で増刊号は630ページを超える内容で、多くのアレルギー専門医が質問に答える形で原稿を寄せています。周産期医療に携わる方々のアレルギーへの理解が深まることが期待されます。
(園部まり子)