たくさんのお母さんが赤ちゃんを連れて参加した講座

1月15日（火）、「母の会」は神奈川県厚木市の保健センターを会場に講座「赤ちゃんからできるスキンケアと食物アレルギー対策」を共催しました。講座には赤ちゃんを連れたお母さんなど50人が参加、講師をお願いした神奈川県立こども医療センターアレルギー科医長の高増哲也先生の話に耳を傾けるとともに、同センターのアレルギーエデュケーターを中心に、きめの細かな泡を作って肌を洗い十分な量の保湿剤を塗って感触を確かめる実習を行いました。高増先生は講演の中で、湿疹があると食物アレルギーになりやすいデータを示しながら皮膚の表面をきれいにするスキンケアの重要性を強調、アトピー性皮膚炎の治療については、軟膏で皮膚のバリア機能を作る薬物療法、外からの刺激、悪化要因を減らす治療と合わせた「3本柱」を丁寧に説明しました。実習はお母さんとお子さんが一緒に泡立てに取り組む姿も見られるなど、笑顔と歓声があふれる交流の場にもなりました。（この事業は公益財団法人キリン福祉財団の助成で行いました）
（園部まり子）