赤ちゃんを連れたお母さんが参加したスキンケア講座

1月25日（金）、「母の会」は宮城県気仙沼市の保健福祉部健康増進課、子ども家庭課と連携して2回の「スキンケアと食物アレルギー対策講座」を開催しました。午前中の講座は市民健康管理センター「すこやか」（保健センター）を会場に行われ、赤ちゃん連れのお母さんが参加。講師をお願いした東京都立小児総合医療センターアレルギー科の古川真弓先生から赤ちゃんの皮膚がトラブルを起こしやすい理由やスキンケアの大切さについて話を聞いた後、実際にきめの細かな泡を作って肌を洗い十分な量の保湿剤を塗って感触を確かめる実習を行いました。31組の母子など72人が参加、両親そろって参加した人もいて一緒にスキンケアに取り組んでいました。終了後には個別相談も行われ、たくさんのお母さんが古川先生から直接指導を受けていました。
会場を近くにある県の気仙沼保健福祉事務所に移して行われた午後の講座には、保育士や養護教諭、栄養士、調理員など40人が参加しました。子どもを預かる施設の職員が中心であることから、スキンケアとともに食物アレルギーと緊急時の対応について、東京都が作成した「食物アレルギー緊急時対応マニュアル」に沿って、全員がトレーナーを、代表が本物の「エピペン」を使う実習も交えて真剣に研さんしました。講座には健康増進課長、子ども家庭課長も出席しました。
（園部まり子）