代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

全員でスキンケアの実習に取り組んだ(写真は保湿剤を塗っているところ)

全員でスキンケアの実習に取り組んだ(写真は保湿剤を塗っているところ)

2月2日(土)、「母の会」は山形市立病院済生館、山形市保健センターと共催で講座「赤ちゃんからできるスキンケアとアレルギー対策」を開催しました。山形駅と直結する保健センターを会場にお借りした講座は、午前中に赤ちゃん連れの親子、午後は医師や保健師など専門職向けに行いました。講師は国立成育医療研究センターアレルギーセンター総合アレルギー科医長の福家辰樹先生と、地元で活躍する小児アレルギーエデュケーターの皆さんにお願いしました。
講座は午前・午後とも市立病院済生館副館長の清水行敏先生に座長を務めていただきました。「アトピー性皮膚炎の正しい知識とスキンケア」と題した午前中の講座には予想を大幅に超える赤ちゃんを連れ親子56組など125人が参加、お父さんやおじいちゃんおばあちゃんの参加も目立ちました。「アトピー性皮膚炎・食物アレルギーの基礎知識と指導方法」と題した午後の講座には、地元医療機関の医師6人をはじめ看護師、保健師、養護教諭、保育士など43人がされました。いずれも前半は福家先生による講義、後半にはスキンケアに使うきめの細かな泡を作って肌を洗い十分な量の保湿剤を塗って感触を確かめる実習を行いました。グループに分かれて行った実習はどこも楽しくにぎやかに行われ、医師の皆さんも一緒にきめの細かな泡づくりに取り組んでおられました。なお会場には地元の山形新聞社が取材に訪れました。
(園部まり子)