参加者、スタッフが一緒になって取り組んだスキンケア実習

2月24日（日）、「母の会」は沖縄県で活躍する小児アレルギーエデュケーターの皆さんと連携して研修会「スキンケアから始める食物アレルギー対策」を開催しました。南風原町にある沖縄小児保健センターを会場にお借りした研修会は、沖縄県、沖縄県小児科医会、沖縄県小児保健協会の後援をいただき、研修会当日もエデュケーターの皆さんに加えて那覇市立病院や豊見城中央病院の医師や看護師などがスタッフとして参加、参加者の相談にも対応していただくなど、幅広い方々の参画で開催することが出来ました。県内すべての自治体の保健センターなどに広報を行ったこともあって、午前中の親子が参加した研修会には56組の親子を含む128人、保健師や栄養士、保育士など専門職が参加した研修会には89人、合計217人が参加しました。
講師は東京都立小児総合医療センターアレルギー科部長の赤澤晃先生と小児アレルギーエデュケーターの益子育代さんにお願いしました。2人の講師は配布した資料にそって分かりやすくアトピー性皮膚炎の病態や治療、スキンケアの重要性を解説、発症予防についても陥りやすい誤解を指摘した上で適切な対応を説明しました。講義の後はいつものように実際にきめの細かな泡を作って肌を洗い、必要な量の保湿剤を塗った時の感触を確かめる実習、質疑も行いました。実習ではエデュケーター、医師、看護師が参加者に交じって一緒に取り組み、その場で相談にも応じるなど和やかな雰囲気で進められました。皆さん、大変にありがとうございました。
（園部まり子）