代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

100人を超える当事者、行政職員などが参加した講演会

100人を超える当事者、行政職員などが参加した講演会

3月9日(土)、「母の会」は、昨年発生した西日本豪雨被災地への協力として、広島県で活動している「三原アレルギーの会ひだまり」の皆さんと「こどものアレルギー講演会 食物アレルギー・アトピー性皮膚炎・喘息」を開催しました(協力:広島県東部保健所、後援:尾道市、三原市)。
「成長する子どもの将来を見越して今できることを学ぼう」との呼びかけに、会場となった尾道市の総合福祉センターには、お子さんを連れたお父さんお母さんとともに、県東部保健所や福山市保健所、尾道市、大竹市などの職員、学校・保育所の教職員など104人が参加しました。また大阪狭山食物アレルギー・アトピーサークル「Smile・Smile」の皆さんも応援に駆けつけてくれました。

講演会ではスキンケアの実習も行った

講演会ではスキンケアの実習も行った

講演会では最初に、「母の会」から東日本大震災以降の災害被災地での活動を踏まえた災害時の対応について報告、Smile・Smileの代表は健康を回復した子どもの事例を通して患者も適切な医療を知ることの大切さを訴えました。この後、講師をお願いした東京都立小児総合医療センターアレルギー科の古川真弓先生が「赤ちゃんからできるアレルギー対策」と題して講演しました。古川先生は、赤ちゃんの皮膚がトラブルを起こしやすい理由やスキンケアの大切さについて分かりやすく説明し、実際にきめの細かな泡を作って肌を洗い十分な量の保湿剤を塗って感触を確かめる実習も行いました。
講演会の後には古川先生を囲み、お弁当を食べながらの懇談会も行われ相談や活発な情報交換も行われました。講演会の模様は当日のテレビ新広島のニュースで紹介されました。
(園部まり子)