実物の「エピペン」を使った実習も行った

11月8日（金）、「母の会」は神奈川県社会福祉協議会と令和元年度の協働事業で行う2回目の研修会「専門職のためのアレルギーの最新知識（明日から役に立つ緊急時対応とスキンケアの実際）」を藤沢市保健所・南部保健センターで開催しました。児童養護施設や乳児院、母子生活支援施設などの職員を対象にした研修会には12人が参加、スタッフを含めて17人で講師を囲む懇談的な雰囲気で行われました。
講師は慶應義塾大学医学部小児科助教・平塚市民病院の森田久美子先生にお願いしました。森田先生は食物アレルギーの病態や重篤な症状が起きた時の対応、アトピー性皮膚炎の病態と治療、スキンケアの重要性などについて解説しました。また全員が「エピペン」トレーナーを、代表が本物の「エピペン」を使う実習、きめの細かな泡を作って肌を洗い必要な量の保湿剤を実際に塗ってみるスキンケア実習も行いました。その後には参加者の施設が抱える課題の解決に向けて活発な質疑も行いました。
（園部まり子）