2019年11月10日
北海道オホーツク地域の障害者支援施設と協力し研修会を開催しました
11月10日(日)、「母の会」は北海道西興部村の障害者支援施設「清流の里」と協力し研修会「専門職のためのアレルギーの最新知識」を開催しました。講座はオホーツク地域の障害者の支援を行う施設の職員、養護・高等養護職員、市町村の保健師等などを対象に行い、会場となった北見市の端野公民館には広大な地域から約50人が参加しました。
講師は国立成育医療研究センターアレルギーセンター総合アレルギー科医長の福家辰樹先生にお願いしました。福家先生は食物アレルギー、喘息、アトピー性皮膚炎の病態の正しい理解、食物アレルギーの重篤な症状への対応などについて話し、全員が「エピペン」トレーナーを、代表が本物の「エピペン」を使う実習、スキンケアの実習も行いました。参加者は参加する機会が少ない研修会の機会とあって施設で課題となっていることについて積極的に質問、地域が広大で医療機関が遠いことから「エピペン」の複数処方の必要性を確認するなど、有意義な研修会になりました。
(園部まり子)