2019年11月12日
神奈川県社会福祉協議会との協働事業、第3回の研修会を開催しました
11月12日(火)、「母の会」は神奈川県社会福祉協議会と令和元年度の協働事業で行う3回目の研修会「専門職のためのアレルギーの最新知識(明日から役に立つ緊急時対応とスキンケアの実際)」を海老名市立総合福祉会館で開催しました。児童養護施設や乳児院、母子生活支援施設などの職員を対象にした研修会には6人が参加、スタッフを含めて10人で講師を囲むこの事業ならではの懇談的な雰囲気で行われました。
講師は国立病院機構神奈川病院アレルギー科・小児科医長の渡辺博子先生にお願いしました。渡辺先生は食物アレルギーとアトピー性皮膚炎を中心に病態や治療、食物アレルギーの誤食で重篤な症状が起きた時の対応などを詳しく説明しました。実習では参加者ほぼ全員が本物の「エピペン」を使ってみました。参加者の中に重篤な症状を起こした事態に遭遇し実際に「エピペン」を患者に使ったことがある人もいて、臨場感溢れる研修会になりました。また「スキンケア」ではきめの細かな泡を作って肌を洗い必要十分な量の保湿剤を塗ってみる実習、質疑、個別の相談も行うなど充実した研修会になりました。
(園部まり子)