陸前高田市の「東日本大震災津波伝承館」で

1月15日（水）、16日（木）の両日、「母の会」は東日本大震災で被災した岩手、宮城両県の沿岸の自治体を中心に、既に決まっている研修会や親子向けの講座などの準備・広報、今後の活動の調整などのために訪問しました。
訪れたのは岩手県盛岡市、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、宮城県の気仙沼市、南三陸町、女川町、石巻市、東松島市、多賀城市の保健所や保健センター、保育の担当部門などで、宮古市では連携のある小児科クリニック、気仙沼市では県の保健福祉事務所、医師会にも立ち寄りました。皆さん、旧知の方々ばかりで今年も連携して取り組みを進めることになりました。
訪問の途中、陸前高田市では昨年9月22日（日）にオープンした県の「東日本大震災津波伝承館」も訪問しました。同館では東日本大震災大津波の概要や繰り返す津波の歴史、命を守るための教訓、津波被害を乗り越えて復興しつつある被災地の姿などを展示しています。「母の会」は被災から10年目を迎える今年も引き続き東日本大震災の被災地域で活動することにしています。
（園部まり子）