2021年2月25日
第21回食物アレルギー研究会(Web開催)で報告しました
2月25日(木)から3月16日(火)までWeb開催されている第21回食物アレルギー研究会(参加には登録が必要、非会員は有料)の一般演題で、「母の会」は「神奈川県内の『子ども食堂』における食物アレルギー対応の実情」をテーマに発表を行いました。
令和2年度に神奈川県社会福祉協議会との協働事業の中で行ったアンケートの結果で、回答した食堂の3分の1を食物アレルギーの子どもが利用、アレルゲンとなる食物の把握は本人か保護者の申し出による、食物アレルギーと思われる症状を経験し救急搬送したケースがあることなどを踏まえ、「実際の対応や管理の必要性の認識が幅広い背景には、知識や情報、経験の不足、対応の指針などがないことがあると思われる。事故が起きてから対応を充実させるのではなく、早期から介入を積極的に行っていくことが急務と考えられる」などと報告しました。
(長岡徹)