岩手県宮古市役所の前から見た三陸鉄道宮古駅

9月30日（木）、10月1日（金）の両日、「母の会」は東日本大震災以降連携を続けている岩手県、宮城県の県庁、市や町を訪問し、12月から来年2月にかけて行うオンライン研修会の案内を行いました。研修会は自治体の保健師や栄養士、助産師など向け（後援：厚生労働省）、学校や保育所、児童福祉施設等の教職員向け（後援：文部科学省、厚生労働省）に計8回、4,000の施設などから参加できる態勢で、（独）福祉医療機構、（公財）ニッポンハム食の未来財団の助成を受けて実施します。
今回の訪問では岩手県庁、宮城県庁で市町村への広報依頼と意見交換、岩手県宮古市、山田町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、宮城県気仙沼市、南三陸町、石巻市、塩竃市、多賀城市では、母子保健、保育の所管部門、教育委員会を訪れ直接案内を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響もありほぼ一年ぶりの訪問でしたが、被災後10年を経て陸前高田市では復興の象徴となる新たな市庁舎が完成した様子などを見ることができ、またたくさんの旧知の方々と再会することもできた大変に有意義な訪問となりました。
（園部まり子）