2021年12月23日
アレルギー表示をめぐり消費者庁と意見交換を行いました
12月23日(木)、「母の会」は東京・霞が関の消費者庁を訪問し、外食・中食のアレルギー表示について食品表示企画課の担当者と意見を交換しました。11月11日(木)に「母の会」など8患者会が「外食・中食」における表示のルール作りを消費者庁長官に要望したことを踏まえ、担当者とより詳細に実情を共有するために行い、意見交換は2時間におよびました。
今年8月から9月にかけてWebで行った調査では、有効回答1141人のうち外食で487人(43%)、中食では350人(31%)が誤食を経験し、その結果、外食で72人(15%)、中食では35人(10%)が入院、誤食原因は患者の確認ミスが431件、店舗側のミスが368件などの実情が明らかになっていました。
話し合いの中では消費者庁の作成した資料「加工食品の食物アレルギー表示ハンドブック」(写真、消費者庁のHPからダウンロード可)の活用なども話題になりました。
(園部まり子 長岡徹)
「加工食品の食物アレルギー表示ハンドブック」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/allergy/assets/food_labeling_cms204_210514_01.pdf