2022年2月19日
海老澤元宏先生(日本アレルギー学会理事長)を招いて懇談会
2月19日(土)、「母の会」は「アナフィラキシー親子のための懇談会」をオンラインで開催しました。通常の講演会等では課題が解決できない、食物アレルギーの重篤な症状であるアナフィラキシーやショックを起こす患者・保護者を対象に毎年2月に行っている懇談会は、コロナ禍を踏まえて2年連続でオンラインでの開催となりました。北海道から沖縄まで患者・家族、支援する側の方々など約50人が参加しました。
講師には国立病院機構相模原病院臨床研究センター長、日本アレルギー学会理事長、世界アレルギー機構(WAO)理事長、厚生労働省「アレルギー疾患対策推進協議会」会長の海老澤元宏先生をお招きし、「食物アレルギー・アナフィラキシー治療の今とこれから」をテーマに、患者が希望をもって治療に取り組めるようになる展望をお話しいただくとともに、参加者からの質問に丁寧に答えていただきました。懇談会ではこのほか、「母の会」の活動報告、海外の患者会との交流会に参加した報告も行われました。今年の懇談会は2回に分けて行い、次回は国立成育医療研究センターアレルギー・センター長の大矢幸弘先生らを招いて行うことにしています。
(園部まり子)