代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

研修会の運営は横浜市内の貸会議室で行った

研修会の運営は横浜市内の貸会議室で行った

3月18日(金)、「母の会」は(公財)ニッポンハム食の未来財団の助成で行うオンライン研修会「コロナ禍でも学校・保育所などの食物アレルギー対応を充実させるために」(後援:文部科学省、厚生労働省、参加は無料)の、当初1月7日に開催を予定、延期された第2回に代わる研修会を開催しました。講師は昭和大学医学部小児科学講座教授の今井孝成先生が担当しました。自治体や保育所などで集合研修にしたところも多く、研修会には北海道から九州まで全国290の市町村や施設などから650人が参加しました。今井先生は食物アレルギーの病態の正しい理解、学校・保育所などでの給食提供の際の原則、誤食などで症状が発現した時の対応、「エピペン」の使い方などを詳しく解説しました。その後に行われた質疑は質問が相次ぎ予定を30分近く超えて続きました。
「母の会」が今年度に予定していた研修会はこの日で終わり、「コロナ禍でも学校・保育所などの食物アレルギー対応を充実させるために」研修会には3回の研修会に合計2,800人が参加しました。コロナ禍を踏まえ従来は対面で行ってきた研修会をオンラインで行ったことで、逆にこれまで参加が難しかった遠隔地からも参加できるなどのメリットも大きく、研修会の在り方の新たな可能性を示す機会となりました。
(園部まり子)