2022年4月22日
南相馬市の小学校で食物アレルギー対応についてお話ししました
4月22日(金)、「母の会」は福島県南相馬市立原町第二小学校で、学校での食物アレルギー対応についてお話ししました。同校を訪問することになったきっかけは、東日本大震災以降連携している市教育委員会の担当者から要請を受けたことでした。南相馬市などでは今年3月16日にも、揺れの大きさでは東日本大震災に匹敵する大きな地震に見舞われました。そうした中でも同校では今年度に重篤な食物アレルギーの児童が通学することになったことから、対応について理解を深めるため「母の会」に協力の要請がありました。
教職員30人が参加した研修では、食物アレルギーの病態や症状が出た時の対応について確認し、東京都が作成した「食物アレルギー 緊急時対応マニュアル」に沿って、校長先生を中心にロールプレイなどを行いました。
「母の会」スタッフは原町第二小学校を訪問する前に、震災以降連携を続けている公立相馬総合病院の専門医などを訪ねました。
(園部まり子)