ブースに立ち寄った方々に情報を提供した（公衆衛生学会）

10月7日（金）から9日（日）まで、「母の会」は山梨県甲府市で開催された第81回日本公衆衛生学会総会に参加し、ブースで小児アレルギー疾患の「保健指導」充実を訴える展示を行いました。「母の会」が公衆衛生学会に参加するのは3回目で、これまで多くの自治体の保健部門の方々、国立保健医療科学院や国立環境研究所など国の機関の方々と意見交換を行うなど交流を深めてきました。今回は今年度に取り組む（独）福祉医療機構釈社会福祉振興助成事業として参加しました。
展示では今年3月に改正された国の「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針」で取り組み方針がアレルギーの「重症化の予防」から「発症や重症化の予防」に書き換えられたことを踏まえ、自治体の母子保健担当者などに必要な情報を届けました。展示ブースには市町村の保健部門の担当者、保健師や看護師を養成する大学の教員など多くの方が立ち寄り、提供した資料などに興味深そうに目を通していました。
また「母の会」は会期中に山梨県庁、甲府市役所を訪問し母子保健や保育の部門、教育委員会などで意見を交換、オンライン研修会の案内を行いました。

（園部まり子）