研修会では参加者全員でロールプレイを行った

12月4日（水）、「母の会」は横浜市中区にある社会福祉法人横浜訓盲院で行われたアレルギー対応の研修会で講師を務めました。横浜訓盲院は家庭に事情のある障がい児が入所や通所で利用、専門スタッフが生活支援を行うなど家庭的な雰囲気の中で養育する施設として運営されています。
スタッフ20人が参加した研修会では、食物アレルギーの正しい病態理解や症状が出た時の対応などについて公的な資料などをもとに確認し、東京都が作成した「食物アレルギー緊急時対応マニュアル」に沿って必要な対応を確認しました。この後、参加者全員がグループに分かれて「エピペン」トレーナーを使ったロールプレイを行ったほか、全員できめ細かな泡を作って皮膚を丁寧に洗い十分な量の保湿剤を塗ってみるスキンケアの実習、質疑も行いました。参加者の多くから「とても勉強になった」と声が寄せらせる充実した研修会になりました。

（園部まり子）