2024年12月15日
新潟県と連携しアレルギー相談支援者向けの研修会を行いました
12月15日(日)、「母の会」は新潟県福祉保健部健康づくり支援課が行う「アレルギー疾患対策相談支援者向け研修会」に、講師の調整や資料の提供、当日も災害時のアレルギー患者支援について報告したほか、スキンケア実習も担当するなど協力しました。研修会の講師は「母の会」が紹介した国立成育医療研究センターアレルギーセンター・総合アレルギー科診療部長の福家辰樹先生が担当しました。
研修会は長岡市の「アオーレ長岡 市民交流ホール」で午前・午後の2回行われ、午前は市町村の母子保健、乳幼児健診・赤ちゃん訪問に携わる専門職や保育園・幼稚園・ こども園・乳児院などに勤務する専門職向けに「アレルギーの正しい理解と発症・重症化予防の取り組み」をテーマに、午後は学校保健担当者、教職員、放課後児童クラブや児童養護施設、救急救命士など向けに「食物アレルギーの正しい理解と集団生活・緊急時の対応」をテーマに行い、医師も含めた150人ほどが参加しました。
研修会は終始、真剣ながらも和やかな雰囲気で行われ、「エピペン」実習では人形を使ったロールプレイのほか、「エピペン」の実物をペットボトルに打って針の長さの確認も行いました。
研修会を通して参加者からは「具体的でやさしくわかりやすくお話ししていただけたので、現場に帰ってさっそく実践に生かしたい」などの声が聞かれました。
(園部まり子)