代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

12月18日(水)、「母の会」は令和6年度に行う3回のオンライン研修会「アレルギーの子を支える専門職の研修会」(後援:厚生労働省、文部科学省、総務省消防庁)の第3回を開催しました。第3回は「アレルギーの『保健指導』に必要な知識と具体的な展開」をテーマに、さいわいこどもクリニックの古川真弓先生(前東京都立小児総合医療センターアレルギー科)が担当しました。研修会には全国480の市町村保健センターや保育所などから739人の保健師、栄養士、保育士など専門職が参加しました。
古川先生は食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の正しい病態理解を基本に、個別性を重視した保健指導の重要性や、アトピー性⽪膚炎の乳幼児をもつ⺟親の育児困難感の理解、発症予防・重症化予防の取り組みの中で求められる保健の役割など、幅広い視点から保健指導の具体的な展開について話しました。
続いて行われた質疑では、事前に寄せられた質問に加えて参加者からの質問も相次いで、予定の3時間で研修会を終了した後も続き、全体で4時間にわたる熱のこもった研修会になりました。なお3回の研修会の様子は年明け1月にオンデマンド配信を行うことにしています。

(園部まり子 長岡徹)