2025年1月24日
神奈川県主催の研修会で災害時の対応について話しました
1月24日(金)、「母の会」は神奈川県が主催した「食物アレルギー緊急時対応研修」に協力しました。研修会は県内の保健福祉事務所や学校・幼稚園、保育所、児童福祉施設など幅広い施設でアレルギー患者に向き合っている専門職を対象に行われ、会場となった横浜市中区の「関内ホール」には65人が集まりました。
講師は、横浜市立みなと赤十字病院アレルギー内科部長の橋場容子先生が担当し、診療の中で向き合う症例にも触れながら食物アレルギーの基礎知識と緊急時のエピペン対応について分かりやすく説明したほか、「エピペン」トレーナーを使ったロールプレイ、活発な質疑も行いました。
研修会の会場で「母の会」は展示を行ったほか、「災害時におけるアレルギー対応の充実を」と題して、令和6年能登半島地震で被災した市町の被災時のアレルギー患者支援の状況を紹介したほか、内閣府の「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」に基づく取り組みの必要性などについてお話ししました。
(園部まり子)