2時間にわたり和やかに行われた意見交換

6月20日（金）、「母の会」は厚生労働省がん・疾病対策課を訪ね、アレルギー疾患対策を担当している専門官、課長補佐と意見交換を行いました。「母の会」からは代表と事務局長が出席しました。
令和8年度に「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針」（厚生労働省）の再改正が予定されることから、意見交換では「母の会」が活動の中から浮かぶ課題として、令和3年度の指針改正で強調された、自治体が自主的、主体的に地域の特性に応じた施策を策定し実施するために厚生労働省ができる支援や、アレルギー疾患分野にふさわしい「患者・市民の医療参画」(PPI)を推進する施策、生きづらさを抱えた家族を支援する「子育て支援」の視点を重視したアレルギーの子どもの支援、災害対策の充実などについて課題を提起し、それぞれのテーマについて率直に意見を述べ合いました。
「母の会」は施策の進展や検討の時期などに合わせて意見交換をお願いしており、今回も2時間におよぶ充実した内容になりました。

（園部まり子　長岡徹）