2025年10月8日
成育医療研究センターの福家辰樹アレルギーセンター長と懇談しました
10月8日(水)、「母の会」は東京・世田谷区にある国立成育医療研究センターを訪れ、アレルギーセンター長の福家辰樹先生と懇談しました。今回の訪問では、福家先生が出席した2025年6月の国連食糧農業機関(FAO)・世界保健機関(WHO)の専門家会議で、小規模事業者が活用できる食物アレルゲン表示の手法が提案され、世界的基準として普及する可能性があるとされたことから、内容の詳細をうかがいました。「母の会」は日本の外食・中食でアレルギー情報の提供を進める際にも、消費者を守り事業者も安心して取り組めるための何らかの現実的かつ科学的な基準が必要と考えています。懇談では会議で提案された手法について詳しく説明を受けるとともに、日本でも活用できる手法かなどについて意見を交換しました。
また懇談の前には、アレルギーセンターが運用する、医師などが見守る中で複数の子どもが食物経口負荷試験を受けられる「食物負荷試験室」(OFCユニット)も見学させていただきました。
(園部まり子 長岡徹)








