久しぶりの訪問となった仙台市役所で

8月30日（火）から9月1日（木）にかけて、「母の会」は今年度に行う自治体の専門職向けオンライン研修会の案内と、アレルギー対策の推進に向けた意見交換などのため岩手、宮城両県を訪れました。この2県の自治体とは福島県と合わせて東日本大震災以降、研修機会の提供などの交流を続け、今回の訪問にも被災地域への協力の意味を込めました。オンライン研修会は（独）福祉医療機構と（公財）ニッポンハム食の未来財団の助成、文部科学省、厚生労働省、総務省消防庁の後援を得て行い、8回の研修会に8000人が参加できる態勢で実施する予定です。
今回の訪問では、岩手県では県庁、盛岡市、花巻市、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、宮城県では県庁、仙台市、気仙沼市、南三陸町、石巻市、塩釜市、多賀城市の母子保健、保育、教育委員会を訪問しました。県庁ではアレルギー疾患対策を担う部門を訪問し、今年3月に改正された国の「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針」を受けた取り組みのなどについて情報・意見交換も行うなど実り多い訪問になりました。

（園部まり子）