代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

避難先から戻り9月5日から業務を開始した双葉町役場の前で

避難先から戻り9月5日から業務を開始した双葉町役場の前で

9月12日(月)から14日(水)の3日間、「母の会」は今年度に行う自治体の専門職向けオンライン研修会の案内と、アレルギー対策の推進に向けた意見交換などのため福島、宮城両県を訪れました。両県とは東日本大震災以降、研修機会の提供などの交流を続け、今回の訪問にも被災地域への協力の意味を込めました。
訪問したのは順に、福島県郡山市、会津若松市、いわき市、広野町、楢葉町、富岡町、福島県庁、福島市、川俣町、飯舘村、葛尾村、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、南相馬市、相馬市、新地町、宮城県山元町、亘理町、岩沼市、名取市で、母子保健や保育、教育委員会の担当者と懇談しました。交流を続けている公立相馬総合病院のアレルギー専門医とも面会しました。福島県内では原発事故に伴う放射線高線量地域もいまだに多く、移動経路で大幅な迂回を迫られることもありました。
この中では、避難先から町に戻り9月5日に業務を開始した双葉町役場にオープン1週間後の訪問となり、職員の皆さんの生き生きとした様子が印象的でした。また福島県庁ではアレルギー対策を所管している健康づくり推進課の課長らと十分な意見交換を行うなど、大変に有意義な訪問となりました。

(園部まり子)