練馬区立生涯学習センターで開催された研修会

９月27日（金）、「母の会」は東京都練馬区が主催した研修会「保育所における食物アレルギー対応の実際（災害にあたって）」で講師を務めました。会場となった区立生涯学習センターには区内の保育施設に勤務する給食関係職員など102人が参加しました。
研究会の前半は、会代表がアレルギー疾患の正しい病態の理解や適切な対応、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」（厚生労働省）に基づく取り組みについて確認。その上で後半は事務局長が災害時の対応について「被災地から見える 日ごろの備えこそ大切」をテーマにお話ししました。この中では東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨などの被災地でアレルギー患者が直面してきた課題、国の指針などに基づく支援がどう変化してきたか、また1月に発生した能登半島地震の被災自治体の取り組みも報告し、国などの指針や実情などを踏まえて、各園に合った備えなどを検討するよう求めました。

（園部まり子　長岡徹）