2024年9月28日
川崎市主催「災害時の備え」オンライン講演会でお話ししました
9月28日(土)、「母の会」は防災月間に合わせて川崎市が開催したオンライン講演会「アレルギー疾患における災害時の備え」でお話ししました。講師は厚生労働科学研究で「災害におけるアレルギー疾患の対応」をまとめた小林茂俊先生(帝京大学医学部小児科教授・帝京大学医学部附属アレルギーセンター長)と、「母の会」の事務局長が務め代表が参加者から寄せられた相談に答えました。
「母の会」は「被災地から見える 日ごろの備えこそ大切」をテーマにお話ししました。この中では東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨などの被災地でアレルギー患者が直面してきた課題、国の指針などに基づく支援がどう変化してきたか、また1月に発生した能登半島地震の被災自治体の取り組みも報告しました。その上で「公助」としての川崎市の「備え」を紹介し、災害対応では中心となる「自助」について参加者が考えるのに役立つ情報を提供、それぞれが災害への備えを考え行動する大切さを訴えました。
講演会の模様は後日、だれでも視聴できる動画として配信されることになっています。
(園部まり子 長岡徹)