代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

講演会 • 学会発表報告

講演会•学芸発表報告の説明

「小児のアレルギー疾患 保健指導の手引き」の配布も行った展示

「小児のアレルギー疾患 保健指導の手引き」の配布も行った展示

10月23日(水)~25日(金)、「母の会」は高知市内で開催された第78回日本公衆衛生学会総会に参加し展示と発表を行いました。日本公衆衛生学会は主に国や自治体の保健衛生部門に携わる専門職や大学の研究者などが参加し幅広い分野の研究・交流を行っている学会です、
この中で「母の会」は、大きなテーマとして取り組んでいる市町村保健センター等と連携した「保健指導」の試みに関する内容を報告し、展示では3年にわたる取り組みのまとめを、ポスター発表では平成30年度の取り組みと参加者アンケートの内容などを発表し、「母の会」などの要望を受けて厚生労働省特別研修班が作成した「小児のアレルギー疾患 保健指導の手引き」の活用などを呼びかけました。

ポスター発表では30年度の取り組みを報告した

ポスター発表では30年度の取り組みを報告した

公衆衛生学会総会への参加は前年に引き続き2回目でしたが、アレルギー疾患に関連する報告は「母の会」を含めて2題にとどまり、この分野での取り組みの広がりが必要であることが痛感されました。
ただその中でも研究班から預かった「小児のアレルギー疾患 保健指導の手引き」200冊を会場で配布したところ、2日目の午前中にはなくなるなど関心の広まりも見られました。また会場では日ごろアレルギー対策で連携している宮城県南三陸町の保健師、栄養士さんと再会、展示ブースでは向かい合った国立保健医療科学院のブースで福島靖正院長(元厚労省健康局長)と、短時間でしたが意見を交換することができるなど充実した学会になりました。