1月12日（木）、「母の会」は（公財）ニッポンハム食の未来財団の助成を受けて今年度に4回行うオンライン研修会「食物アレルギーの最新知識と緊急時対応の研修会（学校・保育所、救急隊向け）」（後援：文部科学省、厚生労働省、総務省消防庁）の第2回を開催しました。研修会には北海道から沖縄まで全国850の学校や保育所、消防本部などから1100人が参加しました。
講師は、日本アレルギー学会理事長、国立病院機構相模原病院臨床研究センター長の海老澤元宏先生が担当しました。海老澤先生は「食物アレルギー治療の最新知識と適切な『エピペン』®投与」と題して講演し、世界や日本における食物アレルギーの歴史と動向、食物アレルギーの適切な病態の理解や対応、学校など施設での対応の在り方などについて約2時間にわたり分かりやすく解説、休憩を挟んで1時間近く活発な質疑も行われました。この日の研修会には多くの救急救命士や救急隊員も参加され、熱心に講演や質疑に耳を傾けていました。

（園部まり子）