1月27日（火）、「母の会」は東京都健康安全研究センター主催のアレルギー対応体制強化研修（行政職員向け）、「避難所設営を想定したアレルギー疾患対策」の講師に招かれ、代表の園部がお話ししました。新宿区の東京都健康プラザ・ハイジアで行われた研修会には、区市で母子保健や災害対策、保育を担当する部門の栄養士、保育士などを中心に、会場に8人、オンラインで20人、計28人が参加しました。
「母の会」からは、東日本大震災以降の災害時の避難所もプライバシーを重視した体制に変わりつつあることを、活動の中で撮りためた写真などを使って紹介。また災害時のアレルギー対応については、アレルギー疾患対策基本法と災害対策基本法の中に取り組みの基本が示されていること、特に避難所では、「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」（内閣府（防災担当）平成25年8月、同28年4月改定）に基づく取り組みの確実な実施が求められることなどを強調しました。また災害への備えに活用できる公的な資料など、現場の取り組みに役立つ多くの情報をお伝えしました。

（園部まり子）