代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

研修会では全員が交代で「エピペン」トレーナーを使ったロールプレイを行った

研修会では全員が交代で「エピペン」トレーナーを使ったロールプレイを行った

6月28日(水)、「母の会」は川崎市中原区にある「川崎市中央療育センター」の研修会でお話ししました。中央療育センターは0歳~18歳の子どもたちを対象に、成長に必要な支援を地域支援、通園、診療所、心理、リハビリテーション、入所で取り組んでいます。この日の研修会は主に、食物アレルギーのある利用者が増えているという入所支援を担っているスタッフが参加しました。
「母の会」からはいつものように代表、事務局長が、正しい疾患の理解や食物アレルギーの病態、症状が出た時の対応について公的な資料などをもとに確認。保育所で子どもが発症した際の対応シミュレーションの動画を見ながら、東京都が作成した「食物アレルギー緊急時対応マニュアル」に沿って必要な対応を確認しました。また参加者全員が交代で「エピペン」トレーナーを使ったロールプレイを行いました。
修了後の懇談では、入所している子どもがアレルゲン除去を続ける場合の代替栄養をどうするかなどの課題で、専門医と連携して取り組む必要があることなどが話題になりました。

(園部まり子)