代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

市民や行政関係者など30人ほどが参加した講演会

7月9日(日)、「母の会」は、神奈川県海老名市を中心に活動する患者会「えびなアレルギーサークルデイジー」主催の講演会「みんなで学ぼう アレルギーを持つ子どもの災害時避難」(後援:海老名市、厚木保健福祉事務所)の講師を務めました。
代表、事務局長が「被災地から見える 日ごろの備えこそ大切」と題して、東日本震災以降の災害被災地で活動した経験をもとに避難所の様子などを紹介、合わせて国が示しているアレルギー患者を含む要配慮者支援の枠組みなどを解説し、その中でも「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」(内閣府(防災担当)平成25年8月、同28年4月改定)に盛り込まれた施策の確実な実施が求められることを強調しました。また災害時に行政の公助に頼り切るのには無理があり、自助としての備えが重要であることを訴えました。
講演会では、海老名市危機管理課の防災士も講演し、市が想定している災害や備えについて詳しく解説、参加者が災害について考える良い機会になりました。

(園部まり子 長岡徹)