代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

講演会 • 学会発表報告

講演会•学芸発表報告の説明

展示ブースに多くの参加者が立ち寄り資料を手に取っていた

7月15日(土)、16日(日)の両日、「母の会」は福岡国際会議場で開催された第39回日本小児臨床アレルギー学会学術大会に参加し、シンポジウムでの発表、乳幼児期の「保健指導」推進に向けた展示を行いました。
初日のシンポジウム「あふれる医療情報をどのようにして届ける?~届けたい側と受け取る側の想い」で、「母の会」は「患者・家族に届けてほしい必要な情報とは?」をテーマに発表しました。この中では、患者が情報を得る場面を「受診した時」「ピアサポート・ママ友」「Web・SNS」「行政から・乳幼児健診」の4つの場面に分けて現状と課題を報告、最近のWeb情報に見える傾向として、対応食品の買い方や工夫など「ハウ・ツー」情報に偏り、「適切な医療のもとでアレルギーは治すことをめざせる」発信が求められることを訴えました。また全員が正しい情報を得るチャンスとして乳幼児健診の場などでの保健指導の推進が重要であることを訴えました。
ロビーで行った展示では、母子保健の現場に役立つ資料を紹介、冊子「母子保健事業で取り組むアレルギーの発症予防・重症化予防」などを無償で配布、多くの参加者が手に取っていました。

(園部まり子)