研修会では赴任してきた教員を中心にロールプレイも行った

7月20日（木）、「母の会」は神奈川県厚木市立南毛利小学校で行われたアレルギー対応の研修会で講師を担当しました。教職員も異動で入れ替わるため、同校では年に一度は研修会を行い、食物アレルギー対応給食での誤食の防止、症状が発生した時の対応などについて確認しています。
20日の研修会にも校長はじめほぼすべての教職員50人ほどが参加しました。「母の会」からは代表、事務局長が食物アレルギーの病態や症状が出た時の対応について公的な資料などをもとに確認、2012年12月に東京・調布市で学校給食での誤食が原因で児童がなくなった事例を市の報告書をもとに振り返り、的確な判断で素早く行動する意識を全員で共有しました。
この後、保育所で子どもが発症した際の対応シミュレーション動画を見ながら、東京都が作成した「食物アレルギー緊急時対応マニュアル」で必要な対応を学び、今年同校に赴任してきた教員を中心にロールプレイも行いました。

（園部まり子　長岡徹）