代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

秋田県保健・疾病対策課と連携して行った研修会

8月25日(金)、「母の会」は秋田県保健・疾病対策課と連携し、研修会「小児アレルギー疾患の保健指導」(適切な理解と具体的な展開)を秋田市内で開催しました。(独)福祉医療機構の助成で行い、広報と参加受付を県が、運営は県の担当者と「母の会」、応援のため同行してくれたピアサポートF.A.caféスタッフが協力して行いました。県立総合プール大会議室で行った研修会には、広大な県域から集った26人の保健師、管理栄養士・栄養士、助産師、看護師など30人が、遠方からは車で2時間以上かけて参加しました。
講師の古川真弓先生は冊子「母子保健事業で取り組むアレルギー疾患の発症予防・重症化予防」などを使って乳幼児期の保健指導について分かりやすく実践的に解説、スキンケアの実習も行いました。質問も相次ぎ研修会終了後も個別相談が続きました。研修会は全体で4時間近くになりましたが、「本当に来てよかった」「明日から現場で実践したい」という声が寄せられました。また県アレルギー疾患医療連絡協議会会長で秋田大学呼吸器内科学講座教授の中山勝敏先生も参加され、「県のどこにあってもアレルギー治療が受けられるよう体制を整えていきたい」などと挨拶しました。
なお「母の会」スタッフなどは研修会に先立ち、7月の記録的大雨で甚大な被害を被った秋田市の「ちば小児科アレルギークリニック」を訪問し千葉剛史院長をお見舞い、患者に提供できる資料などを届けました。

(園部まり子)