県庁で行われた山梨県アレルギー疾患対策協議会

「母の会」代表が委員を務める山梨県アレルギー疾患対策協議会が25日（水）夜、山梨県庁で開催されました。コロナ禍の影響で、久しぶりに対面で行われた会議では、県が行ったアレルギー診療実態調査や乳幼児健診などでのアレルギー疾患調査の結果が報告されたほか、来年３月にまとめる第８次山梨県保健医療計画の案についても論議されました。
「母の会」は席上、国のアレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針の改正を受けた取り組みについて「患者に身近な地域での施策推進が求められる段階に」と題した資料を提出して説明、発症・重症化予防や災害対策などついて、これまで以上に具体的に取り組む必要があることを訴えました。また「母の会」が今年度に作成した冊子「母子保健事業で取り組むアレルギー疾患の発症予防・重症化予防」（改訂版）と「赤ちゃんのアレルギーが気がかりな保護者の方へ」（いずれも監修：国立成育医療研究センターアレルギー長 大矢幸弘先生）など活用できる資料を参考資料として配布しました。　（園部まり子）

＝「母の会」の意見の項に提出資料を掲載