代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

冊子「母子保健事業で取り組むアレルギー疾患の発症予防・重症化予防」を熱心に見る参加者

11月29日(水)、「母の会」は徳島県健康づくり課と連携した研修会「母子保健事業で取り組むアレルギー疾患の発症予防・重症化予防」を徳島市内の県立二十一世紀館で開催しました。研修会には県内全域から40人の保健師、管理栄養士・栄養士、助産師、看護師、県職員などが参加しました。講師の古川真弓先生が作成した冊子「母子保健事業で取り組むアレルギー疾患の発症予防・重症化予防」(監修は国立成育医療研究センターアレルギーセンター長、大矢幸弘先生)を活用したモデル研修会として秋田県、鹿児島県に続く開催となりました。
研修会は冒頭の県健康づくり課課長補佐の挨拶に続いて、古川先生が「小児アレルギー疾患の保健指導 適切な理解と具体的な展開」と題して乳幼児期の保健指導について実践的に解説、スキンケアや「エピペン」トレーナーを使った実習、十分な時間をとった質疑も行いました。和やかながらも真剣な雰囲気の中で進められた研修会は、参加者から「このような研修会は母子保健に関わる保健センター職員、助産師会、看護協会などが一堂に会して行うことが効果的。次年度からそうしてほしい」との声が上がるなど、充実した内容となりました。

(園部まり子)