代表理事
園部まり子・長岡徹

顧問
西間三馨先生
(国立病院機構福岡病院名誉院長)

活動報告

母の会で開催した講演会や学会での報告、記事などをご紹介します。

12月1日(月)、「母の会」は今年度にオンラインで3回行う「小児アレルギー疾患の保健指導を充実させる研修会」(後援:厚生労働省、(独)福祉医療機構社会福祉振興助成事業)の第1回を行いました。研修会については厚生労働省を通じて全国の自治体に連絡され、北海道から沖縄の離島まで840の市町村や施設などから1090人の保健師、栄養士、助産師、看護師、保育士、医師、行政職員が参加しました。
研修会の講師は、さいわいこどもクリニック(前都立小児総合医療センターアレルギー科)の古川真弓先生が担当しました。古川先生は作成した「母子保健事業で取り組むアレルギー疾患の発症予防・重症化予防」(改訂版)と「赤ちゃんのアレルギーが気がかりな保護者の方へ」の2種の冊子(監修:国立成育医療研究センターアレルギーセンター長の大矢幸弘先生)を使いながら、参加者が母子と向き合う際の保健指導などについて具体的に話しました。3時間の予定で行われた研修会は質疑が時間内で終わらず終了後も続いて4時間を超えました。それでも多くの参加者が最後まで視聴する熱のこもった研修会になりました。

(園部まり子)