2023年12月15日
今年度第2回のオンライン「保健指導」研修会を行いました
12月15日(金)、「母の会」は今年度にオンラインで3回行う「小児アレルギー疾患の保健指導を充実させる研修会」(後援:厚生労働省、(独)福祉医療機構社会福祉振興助成事業)の第2回を行いました。横浜市内で運営した研修会には、この日も北海道から沖縄の離島まで590の市町村や施設などから780人の保健師、栄養士、助産師、看護師、保育士、行政職員などが参加しました。研修会は厚生労働省から都道府県を通じて連絡されました。
研修会の講師は、さいわいこどもクリニック(前都立小児総合医療センターアレルギー科)の古川真弓先生が担当しました。古川先生は自らが作成した「母子保健事業で取り組むアレルギー疾患の発症予防・重症化予防」(改訂版、監修:国立成育医療研究センターアレルギーセンター長の大矢幸弘先生)を使いながら、正しい病態の理解と、保健師などが母子と向き合う際の保健指導の内容について具体的に話しました。さらに保健指導で活⽤できる多くの公的な資料を紹介しました。3時間の予定で行われた研修会は、この日も質疑が時間内で終わらず終了後も続く、熱のこもった研修会になりました。
(園部まり子 長岡徹)