2024年8月2日
横浜市の医療局長とアレルギー疾患対策で意見を交換しました
8月2日(金)、「母の会」は横浜市役所を訪れて市の医療局長らと面会し、アレルギー疾患対策の方向性などについて意見を交換しました。市からは医療局長、医療政策部長、医療政策課長らが、「母の会」からは代表、事務局長が出席しました。
意見交換の中で「母の会」からは、横浜市が人口規模で全国10番目の県に相当することを踏まえ、アレルギー疾患対策基本法が都道府県に求める推進計画を横浜市も定め、トータルな視点で施策を推進することが必要だと訴えました。特に長期にわたり生活の質を損なうアレルギーで生じる生きづらさを抱えた親子の支援については、子育て支援の大きな柱になると訴えました。
その上で患者の視点から特に充実が求められる課題として、アレルギーの発症予防に資する乳幼児期の「保健指導」の推進、「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」の着実な実施を中心とする災害対策、学校や保育所、放課後児童クラブ、児童相談所、児童養護施設などでのアレルギー対応の充実などを、実態を示すデータなどをもとに求めました。医療局長からも説明と率直な意見が述べられ、充実した意見交換になりました。
(園部まり子 長岡徹)