2024年8月21日
宮城県南三陸町で保育士研修会の開催に協力しました
8月21日(水)、「母の会」は宮城県南三陸町の保健と福祉の拠点施設「総合ケアセンター南三陸」で行われた「保育所での食物アレルギーとアナフィラキシーの対応研修会」に講師の調整や資料の提供、当日も会代表が参加するなど協力しました。「母の会」は東日本大震災以降、保健福祉課を中心に南三陸町との連携を続け、研修会開催などに協力しています。
研修会の講師は東北医科薬科大学医学部小児科の北沢博先生と小児アレルギーエデュケーターの高橋育子さん(仙台赤門短期大学看護学科講師)に依頼、業務を終えた夕方5時からにもかかわらず町内の保育所から50人を超える保育士などが参加しました。北沢先生は食物アレルギーの病態や発症した際に求められる対応について詳しく説明し、保育所で発症した際の対応シミュレーション動画を見た後、高橋さんが作成したシナリオを使ったロールプレイも行いました。また北沢先生が持参した「エピペン」の実物を人形に打ってみる実習も行うなど緊張感あふれた研修会になりました。
(園部まり子)