医学書院発行の保健師向け専門誌「保健師ジャーナル」10月号（10日付け発行、Vol.80 No.5）に報告「アレルギー疾患の保健指導を推進するNPO法人アレルギーを考える母の会」が掲載されました。同号には特集「乳幼児健診の意義と保健師の関わり」も掲載されています。
「母の会」報告は、令和5年度に（独）福祉医療機構の助成で行った「小児アレルギーの『保健指導』充実へ、ツールを作成し活用を図る事業」を紹介した内容で、計11万部を作成し市町村や助産師会などに無償で配布した2種の冊子「母子保健事業で取り組むアレルギー疾患の発症予防・重症化予防（改訂版）」（A4判、16㌻）、「赤ちゃんのアレルギーが気がかりな保護者の方へ」（A5判、8㌻）や、全国から約3000人が参加したオンライン研修会、参加申込者に行ったアンケート結果などを報告しています。アンケート結果では、8割を超える保健センター等でアレルギーに関する相談を受けるなど対応が進む半面、業務に位置付けられていない、保健師等の研修機会が少ないなどの課題も明らかになっています。

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